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29
Nov

本日のNY株式市場は半日

user 著者 鳥羽賢

29日のNY株式市場は半日取引となる。

29日朝方の東京都CPI発表後円高に

28日のNY株式市場は感謝祭のため休場したが、翌日となる29日は半日取引で現地時間の午後1時まで、日本時間にして30日午前3時までの取引となる。そのような状況だが29日朝方に発表された東京都の11月消費者物価指数は、生鮮食料品を除いた数字で前年同月比+2.2%と、予想を0.1ポイント上回り前月を0.3ポイント上回った。この数字を受けて日銀による追加利上げ観測が高まり、発表後の為替市場では円が急騰している。

今日の展望

今日は午後7時にユーロ圏の11月消費者物価指数が発表されます。午後10時半にカナダの第3四半期GDPが発表されます。

日本225(円)

場中上昇後先物は停滞

前日のNYダウは6営業日ぶりの下げとなる138ドル安で終わり、その流れからこの日の東京市場では日経225平均が199円安の37,935円と38,000円を割ってスタート。直後に37,800円まで下げて約1ヶ月ぶりの安値をつけたが、そこで地合が変わり前場の残り時間で500円ほど上昇。後場になると38,400円付近で落ち着き、終値は215円高の38,349円だった。NY株式市場が感謝祭で休場のため、夕方以降の先物は29日朝まで目立った動きがなかった。

米ドル/円

東京都CPI発表後円急騰

米ドル/円は28日朝方やや円安に動き1ドル=151円50銭をつけ、その後は米国の休場もあり大きな動きがないまま151円台後半で日中から夜まで推移。29日未明になっても目立った動きはなかった。だが午前8時半に東京都の11月CPIが発表され、すでに述べたように生鮮食料品を除いた数字で前年同月比+2.2%だった。この数字によって12月の日銀追加利上げ観測が高まり、発表後に円が急騰して一時は149円台をつけた。

リップル

29日朝方に上昇

ここ1週間ほどは仮想通貨市場が調整モードに入っている中、リップルは先週SECのゲンスラー委員長が退任を発表したことを材料に堅調な動きが続いている。28日は大きな動きがなく日中から夜にかけて主に220~225円のレンジで推移していたが、29日未明からまた上昇し午前中には235円を超えた。(注:チャートは米ドル表記です)

ユーロ/円

独CPI後小幅安

ユーロ/円も米ドル/円と同様に28日日中には大きな動きがなく、1ユーロ=160円を挟んで横ばいが続いた。午後10時にはドイツの11月CPIが発表され、予想の前年同月比+2.3%を下回る+2.2%だった。予想より低い独CPIを受けて発表後はユーロが下落したが小幅安に留まり、29日未明は159円台後半で推移した後、朝方の東京都11月CPI発表後に急激な円高・ユーロ安が進行した。

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