28日は感謝祭のためNY株式市場が休場する。
28日は米国が感謝祭の祝日のため、NY株式市場が休場する。そのような状況だが27日夜に発表された米10月個人消費のPCEデフレーターは予想通りの前年同月比+2.3%だった。この日のNY株式市場は序盤に上昇してダウ工業平均は一時史上初めて45,000ドルをつけたものの、中盤以降は下げが続き終値は138ドル安と6営業日ぶりのマイナス引けだった。
今日の展望
今日は午後10時にドイツの11月消費者物価指数が発表されます。
前日のNYダウは5営業日連続高となる123ドル高で終了したものの、為替市場で円高が続いていることなどから東京株は上昇の波に乗れなかった。日経225平均は115円安の38,327円で寄り付き、前場から後場を通して下げが継続。後場には一時38,000円を割って37,000円台をつけ、終値は308円安の38,134円だった。夕方以降の先物もしばらく下げが続いたものの、28日午前3時頃から地合が変わり朝方にかけて急上昇している。
トランプ次期大統領が今週になって中国やメキシコ・カナダからの製品に追加関税をかけると表明したことで、リスク回避の円買いが増えて今週の為替市場は円高・米ドル安が続いている。27日朝方には1ドル=153円だった米ドル/円は、日中から円高が進行し152円を割って151円台に。夜には複数の米経済指標が発表されたが円高基調を変えるに至らず、一時は150円台まで進行したものの28日未明には多少反発した。
生産国であるブラジルで干ばつなど悪天候が続いていることや、農家の売り控えなどからコーヒー価格は高騰が続いている。前日は一時1ポンド=3.15ドルをつけたNYコーヒーだが、27日は市場開始時から上昇。終値は3.29ドルで1997年の高値を超えるとともに1977年以来47年ぶりの高値をつけ、同年につけた史上最高値・3.35ドルに接近してきた。
米大統領選以降急上昇が続き1,500万円を超えたビットコインだが、今週になって調整に入り27日早朝には一時1,400万円を割った。だがそこで下げ止まり、その後は日中から夜にかけて一貫して上昇し、28日未明には1,470万円まで戻ってきた。また米ドル建てでも同様で、27日早朝の91,000ドルを底に反発して28日未明には97,000ドルを回復した。(注:チャートは米ドル表記です)
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