4日の午後10時15分に米11月ADP雇用統計が発表される。
4日の午後10時15分に米11月ADP雇用統計の発表が予定されており、前月比15万人と予想されている。一方で3日の午後10時過ぎに韓国のユン大統領が突然戒厳令を発表し、それに反対する市民が国会前に押し掛けるなど首都・ソウルは緊迫したが4日早朝に解除された。韓国戒厳令の影響で円高・仮想通貨安が進むなど市場が動揺。3日のNYダウは終日マイナス圏で推移し、終値は76ドル安の44,705ドルだった。
今日の展望
今日は午後10時15分にアメリカの11月ADP雇用統計が発表されます。
先週から2日月曜にかけ軟調な動きが続いた日経225平均だが、3日になると突如息を吹き返した。前日のNYダウは128ドル安で終わったものの、3日の東京市場では235円高の38,748円で寄り付き。特に半導体関連銘柄が買われて前場に39,000円を回復し、後場になると一時上げ幅が900円を突破。終値は735円高の39,248円だった。夕方以降の先物は韓国の戒厳令を受けて一時39,000円を割ったが、数時間後には発令前の水準を回復した。
米ドル/円は3日日中は比較的安定した動きが、150円を挟んだ上下が続いた。だが午後10時になってすでに述べたように韓国で戒厳令が発令。この報道によってリスク回避の円買いの動きが強まり、148円台まで円高が進行。午後12時になると米10月JOLTS求人件数が発表され予想の747万5000件を上回る774万4000件だったため、発表後は円安に転じその後は主に149円台前半で推移した。
11月以降は急上昇が続いていたリップルは、3日日中は405円付近で横ばいが続いた後夕方に10円ほど下落。午後8時頃から上昇して9時過ぎには430円を超えてまた最高値を更新した。しかしその後韓国で戒厳令が発令されると、韓国国内の仮想通貨取引所の一部が取引を停止との情報もあり仮想通貨市場が急落。リップルはこの日の高値から約20%安340円まで下落したものの、その後は反発に転じた。(注:チャートは米ドル表記です)
ビットコインは3日午前中から午後にかけて1,430万円台であまり動かなかったものの、午後3時頃から下げて午後9時過ぎには1,420万円に。そして韓国の戒厳令のニュースが流れると、リスク回避で売られて一時1,400万円を割って1,300万円をつけた。だが下げは長く続かず、1~2時間後には戒厳令前の水準まで戻ってきた。(注:チャートは米ドル表記です)
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