来週は6日金曜に米11月雇用統計が発表される。
29日は米国が感謝祭の翌日で米経済指標の発表はなかった。NY株式市場は現地時間午後1時までの半日取引だったが、ダウ工業平均は序盤から上昇。場中には一時45,071ドルまで上昇して場中の史上最高値を更新し、終値も188ドル高の44,910ドルで終値ベースでの最高値となった。なお来週は4日水曜にアメリカの11月ADP雇用統計、6日金曜に11月雇用統計の発表が予定されている。
来週月曜の展望
来週月曜は午後12時にアメリカの11月ISM製造業景況指数が発表されます。
前日・28日のNY株式市場は感謝祭のため休場。29日早朝には38,300円付近にあった日経225先物だが、この日朝に発表された11月の東京都CPIが予想より高かったことで日銀の12月利上げ観測が高まり、為替市場では急激な円高が進行した。円高を受けて東京市場前場は軟調な展開となり、日経225平均は144円安の38,205円で寄り付き。その後の下げで一時38,000円を割ったが前場終了時までに寄り値付近まで反発し、後場になると38,200円付近で安定推移。終値は141円安の38,208円だった。
米が感謝祭で祝日だったことで28日夜から29日未明にかけての米ドル/円は大きな動きがなく、1ドル=151円台後半で横ばい。そして午前8時半には東京都の11月CPIが発表され、予想を0.1ポイント上回る前年同月比+2.2%だった。この数字によって12月の日銀追加利上げ観測が高まり発表後に円が急騰。2~3時間後には150円を割って149円台をつけた。その後は日中から夜にかけて150円を挟んだ上下が続いた後、30日未明にまた数十銭円高に動いた末に今週を終えた。
生産国であるブラジルやベトナムで天候不順が続いていることに加え、ブラジルの農家が売り控えをしていることなどから11月になってからのコーヒー価格は急上昇が続いてきた。27日水曜を1ポンド=3.27ドル付近で終えたNYコーヒーだが、休場明けとなった29日は開始直後に3.3ドル台後半まで上昇。この時点で1977年につけた最高値にほぼ並んだ。しかしその後は調整の下げが続き、今週の終値は3.25ドルだった。
11月になって米SECのゲンスラー委員長が退任を表明したことや、米18州がSECを仮想通貨業界に対する違法な取り締まりで提訴したことを材料にリップルは歴史的な暴騰となっている。29日朝方には230円だったレートは日中から夜にかけて上がり続け、他の金融市場が今週を終える30日朝方には260円台に。その後も上昇が止まらずこの日午後には290円を超えたものの、そこで一服して29日夜から30日にかけて主に280円台で上下している。(注:チャートは米ドル表記です)
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