週明け2日のNYダウは128ドル安だった。
週明け2日夜に米11月ISM製造業景況指数が発表され、予想の47.6に対し発表は48.4と予想を上回った。この統計でFRBによる追加利下げ観測がやや後退し、この日のNY株式市場は序盤から軟調な展開が継続。ダウ工業平均はほぼ終日マイナス圏で推移し、終値は128ドル安だった。
今日の展望
今日は午後12時にアメリカの10月JOLTS求人件数が発表されます。
先週金曜のNYダウは半日取引ながら188ドル高で終了し、週明けの日経225平均は8円高の38,216円で寄り付き。寄り直後は週末にトランプ氏がBRICSへの追加関税を示唆したことなどを材料に下げて一時38,000円を割った。しかしそこから地合が変わり前場の残り時間から後場にかけて大幅反発し、終値は305円高の38,513円だった。夕方以降の先物は夜から3日未明にかけて38,600円付近で横ばいが続いた。
11月になってから急上昇が続いているリップルは、週末の30日土曜日中から1日日曜にかけては280円台でしばらく停滞していた。だが日付が2日月曜になった頃から、今週4日に審査が行われるステーブルコイン・RLUSDへの期待などを受けて急上昇。2日夜にもまた急上昇があり、3日午前1時頃には410円を超えて24時間で40%もの大暴騰となって史上最高値を更新した。(注:チャートは米ドル表記です)
NYコーヒーは先週金曜の市場開始直後に1ポンド=3.3ドルを超え、1977年につけた史上最高値とほぼ並んだがその後は下落して3.2ドル台で先週を終了。そして始まった週明け2日の市場だが、この日も先週の上がり過ぎ感から序盤から買いポジションの解消が多く出て下落。下げはほぼ終日続き、終値は3ドルを割って2.9ドル台だった。
先週金曜に発表された東京都の11月CPIが予想を上回ったことで日銀の12月利上げ観測が高まり、円高に動きやすい地合が続いている。週明け2日は1ドル=149円台後半から始まった米ドル/円は、午前中には一旦円安に動き正午頃には150円50銭を超えた。しかし午後になって円高に動き、さらに夜になると米FRBのウォラー理事が「12月のFOMCは利下げ支持に傾いている」と発言。この発言で米ドル売りが増え、一時は149円に接近した。
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