11月の米大統領選以降は仮想通貨市場が急上昇しており、特にビットコインとリップルの暴騰が目立っている。3日夜の韓国の戒厳令発令で多少下げたものの4日になると地合が回復し、今度はトロンが暴騰して史上最高値を更新した。
11月5日のアメリカ大統領選で仮想通貨に好意的なトランプ氏が勝利したことで、その後1ヶ月間の仮想通貨市場は非常に堅調な展開が続いてきた。ビットコイン(BTC)は大統領選直前には1,000万円を多少上回る水準だったものの、大統領選後に急上昇して一時は1,500万円を超えた。
またこれまで提訴などSECによる厳しい取り締まりを受けてきたリップル(XRP)は、米18州によるSECの提訴、そしてSECのゲンスラー委員長の退任表明などが巨大な買い材料となった。大統領選前は75~80円だったリップルはその後暴騰して12月になると400円を突破した。
これら以外にも、リップルと関連が強いステラルーメン(XLM)も米大統領選以降急上昇するなど仮想通貨市場の地合は極めて良好な状態にある。
今週の3日夜には韓国で突然ユン大統領が戒厳令を発令し、韓国の一部の仮想通貨取引所が取引を停止する事態になった。この事件によってリスク回避の動きが広がり、仮想通貨市場は一時下落。しかし4日早朝に戒厳令は解除され、その後仮想通貨市場の地合は回復している。
そして4日に今度はトロン(TRX)仮想通貨が急上昇して史上最高値を更新した。トロンは2017年8月から流通が始まった仮想通貨であり、2017年後半~18年前半の最初の仮想通貨ブーム時はあまり知られていなかったが、その後台頭してきた。
トロンはジャスティン・サン氏という人物が設立したトロン財団によって開発・運用された仮想通貨。独自のブロックチェーンとプラットフォームがあり、独自トークンの発行やDApps(分散型アプリ)の開発ができるプラットフォーム上のネイティブ通貨として開発された。
ただしトロン財団は2022年1月に一旦解散し、その後は特定の管理者をもたないDAO(分散型自立組織)の形態で運用が行われている。また日本では2021年から仮想通貨取引所で扱われるようになった。
レートの推移を見ると2019~20年は2円前後でまだ低迷していたが、2021年前半の2回目の仮想通貨ブームで一時20円まで上昇。2022~23年前半は8円付近であまり上がらなかったものの、2023年末から24年にかけて仮想通貨市場全体が上昇したことでトロンも上昇してきた。
そして今週3日午後11時頃には33~35円で推移していたが、日付が4日になった頃から暴騰して午前8時過ぎには前夜の2倍近い67円をつけて史上最高値を大幅に更新した。今のところこの暴騰の明確な原因は特定されていない。
前日夜の韓国戒厳令で仮想通貨市場が下がりリップルは高値から20%も下げたものの、直後に今度はトロンが暴騰した。仮想通貨市場はまるで日替わりヒーローが誕生しているようだ。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。