企業が独自仮想通貨を発行してそれを取引所経由で売り出し、資金を集めるIEOの国内第8弾となる売り出しが先週から始まっている。そして今回は大口と一般の2段階に分けて募集という形をとっている。
企業が独自の仮想通貨を発行し、取引所を通して不特定多数の投資家に発売して資金を調達するIEO(Initial Exchange Offering)は、海外では多数行われているが日本ではようやく6件が実施されてきた。
そして現在は7例目となる「NOT A HOTEL COIN(NAC)」の売り出しが行われており、さらに先週から8例目の売り出しが始まった。
IEO8例目となる仮想通貨を発行するのは日本ブロックチェーン基盤株式会社という2022年7月に設立された新しい企業。この企業が開発・提供するのは「Japan Open Chain」というブロックチェーンで、日本企業が開発した日本独自のブロックチェーンを目指す。チェーンとしてはイーサリアム互換のレイヤー1パブリックチェーンになる。
そしてこのチェーンのネイティブトークンとなるジャパンオープンチェーントークン(JOC)、通称JOCトークンが今回のIEOで売り出される。JOCトークンの販売価格は1枚あたり30円で、総発行可能枚数は10億枚だが今回の売り出しでは5%にあたる5,000万枚が売られる。
今回は国内取引所のBitTradeが売り出すのだが、これまで7例と違い2段階の売り出し方式を取っている。第1段階は先行優先販売として、11月20日午前11時から12月3日午後5時にかけて大口投資家を対象に販売する。
ここでは売り出し枚数の3分の1・約1,700万枚が売り出される。大口対象なので1口が500万円=166,668枚とかなり高額になる。ただしここで購入した投資家には20%分多く付与される特典があるので、実際には1口で約20万枚手に入れることになる。こちらの売り出しは先着順で合計100口。
第2段階は一般販売として、12月4~17日にかけて残り3分の2が売り出される。こちらでは1口が200枚=6,000円と気軽に買える単位で、抽選をもって付与される人と枚数が決められる。
なお先行優先販売に応募しても先着順に間に合わなかった投資家でも、応募しておくとその後の一般販売で当選した分に対し20%の追加付与の特典が適用されるという。
上場日は12月23日だが、今回のIEOは売り出しを行っているBitTradeだけではなく海外の取引所でも同時に上場されるとのことだ。そうなると買い手の裾野が広がるので、価格上昇が期待できる。
7例目のNACはIEOで販売した投資家に対し、購入数全体の90%に対しロックアップをかける発表している。そして8例目のJOCは2段階売り出しと、ここ最近はIEOの売り出し方もいろいろな工夫が見られるようになってきた。
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