米では今年1月にビットコインETFが初めて承認された。そしてこれがきっかけとなり、その後はイーサリアムETFも上場され、他の主要仮想通貨ETFも申請されるなどどんどん新たな仮想通貨ETFが生まれつつある。そして今週になってまた複数の新たな動きがあった。
アメリカでは今年1月に同国として初めてビットコインのETFが承認・上場された。また仮想通貨ETFとしても初の上場であった。
それまで数年間ビットコインETFが何度も上場申請されてきたが、その度にSEC(証券取引委員会)は「価格形成に不透明な部分がある」などの理由で却下してきた。しかし仮想通貨の普及が止まらず金融資産として市民権を得たため、ついにETFも承認された。
これを皮切りに仮想通貨ETFが次々と登場し、7月にはイーサリアムETFが上場、またソラナのETFも現在申請されている。
そして今週になって、仮想通貨ETFに関する新たな動きが複数あった。まずリップルETFの申請に向けた新たな動きとして、資産運用会社のWisdomTree(ウィズダムツリー)が申請していた法定信託(statutory trust)が、25日にデラウェア州で登録されたこと。
この法定信託とは法人の一種で、ETFの運営にかかわるもの。そして今回登録されたものはリップルETFに関連する法定信託なので、今後リップルETFの上場申請を目指したものと見られる。
リップルETFは10月にBitwise(ビットワイズ)という企業がすでに申請しており、またその後も2社が申請した。WisdomTreeが新たに申請すれば4社目であり、今後の承認への期待が膨らむ。
次の動きは上記のBitwiseが、26日ビットコインとイーサリアムの混合ETFを申請したと発表したこと。ビットコインETFやイーサリアムETFはすでに実現しているが、両通貨を原資産としたETFはまだ実現していない。ETFの名前は「Bitwise Bitcoin & Ethereum ETF」とシンプルであり、上場すれば仮想通貨のトップ2に同時に投資できる商品となる。
今回紹介する最後の動きは、リップルの運営元がリップルのETPに投資をすると26日に発表したこと。ETPとは「上場取引型金融商品」の略で、ETF、ETN、そしてETCといった金融商品をまとめたものを表す。つまりETFはETPの中に含まれる。
アメリカではリップルETFはまだ実現していない。だが今回投資をすると発表したETPは「Bitwise Physical XRP ETP(GXRP)」という商品で、ドイツの取引所に上場されている欧州向けのものだ。これまでは「ETC Group Physical XRP」という名前だったのだが今回上記の商品名にリブランドされ、それをきっかけにリップルの運営元企業が投資をすることにしたようだ。
アメリカではすでに仮想通貨ETFが一般的になり、新たな商品も次々申請されている。日本に仮想通貨ETFが生まれるのはいつになるのだろうか。
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